一口に「着物」といっても、実は多くの種類があります。さらにそれら着物の種類は、それぞれに「格」があり、着られる場面が決まっています。これがたしかに、着物が「堅苦...
男性が着物を着るのも、またいいものだと思います。お祭りなどに浴衣で行ったり、家では昔の作家みたいに、着物で過ごすなどというのもいいですよね。でも着物を着るにも、...
着物も着ていれば汚れますから、クリーニングしなくてはなりません。でもどのようなクリーニング店に出したらいいのでしょうか?着物のクリーニングは、一般のクリーニング...
着物を着るには、やはりヘアスタイルも着物に合ったものにしなくてはなりません。入学・卒業式や結婚式など正装が必要な場であれば、髪も美容院でまとめてもらえばいいです...
着物は、新品を購入するのはもちろんいいもの。でも着物を普段から着ようと思うと、すべてを新品で賄うのは大変です。そこでおすすめなのが、リサイクル着物。いくつかの注...
着物を高額で買い取りするには、買い取った着物を売却するための需要がなくてはなりません。浅草でリユース着物を販売するショップを5店舗開いている「たんす屋」の中村健...
着物のリメイクとは、リユース着物や着物の端切れを購入し、それをリメイクして洋服やバッグ、小物などを作ることです。この記事では、着物リメイクの方法や郵送で着物をリ...
振り袖は、未婚女性の第一礼装。この振り袖、未婚であれば例えば30歳を過ぎても着ていいものなのでしょうか?また逆に、既婚であっても20代であるなど若ければ、振り袖...
着物を売るには、特に高価なものについては、やはり買取専門業者に出すのが基本だと思います。リサイクルショップなどだと着物の価値が分からずに、安く買い叩かれてしまう...
着物に合うバッグというと、「和装用バッグでなければいけない」と思うかもしれません。たしかに和装用のバッグは、着物姿には文句なく合います。でも着物を着たからといっ...
着物を着る際には、草履を履かなくてはなりません。この草履にも、着物や帯と同様「格」があります。草履を選ぶ際には、着物と格を合わせることが重要です。素材や柄で決ま...
せっかく着物を買ったのなら、やはり特別な場だけではなく、街にも着物を着て出かけたいもの。鎌倉などを着物を着て歩くのは、気分がいいものです。ただし着物を着て街歩き...
「古い着物をもらったはいいけど、どうしたら…?」お母さん、おばあさんからもらった着物を前に、そう考えることもあると思います。もちろん全く着物を着る機会がないのな...
女性の第一礼装・留袖。身内の結婚式に参列するなど、もっとも格調の高い場で着用します。留袖には、黒留袖と色留袖の2種類があります。黒留袖は既婚女性のみが着用できま...
訪問着は女性の礼装。親族以外の結婚式や、茶事、パーティーなど格式のある行事にはだいたい着用することができます。また未婚者・既婚者を問わずに着られて用途が大変広い...
付け下げは略礼装着の一つで、訪問着とよく似た位置づけです。結婚式に本人や親族として参列する際は着られませんが、それ以外の結婚式やパーティー、観劇、茶席、その他の...
小紋は細かなくり返し模様が描かれた着物です。訪問着や付け下げは、模様の上下方向がはっきりしているのに対し、小紋の場合は上下の区別はありません。小紋の柄は、江戸時...
色無地は、黒以外の色で染めた、模様のない着物のこと。紋を入れれば訪問着や付け下げなどと同様に礼装として、また紋がなければ略礼装や普段着としても着ることができ、さ...
着物は最もラフな着物。素肌に直接着るのが基本ですから簡単に着付けができますし、価格も手頃。若い世代や外国人からも人気です。入浴の際に着たのが発祥浴衣のルーツは平...
紬は粗悪品とされる繭から糸を紡ぎだして作られます。「世界一緻密な織物」と称され、着物通がさり気なく趣味のよさをアピールできる粋な反物です。紬の作られ方と歴史紬の...
「絣(かすり)」は、織物の技法の一つ。前もって染めた経糸と緯糸を使って織り上げ、柄が素朴であるとともに丈夫なのが特長で、普段着として親しまれてきました。絣の歴史...
自宅に着物があるけどどうやって売ったらいいのかわからない、肉親が亡くなったので扱いに困っている、そんな悩みはよく聞かれます。こちらでは伝統工芸品として有名な本場...
まだまだ着れそうな思い出の詰まった美しい着物は、なるべく高く売りたいものですね。中でも加賀友禅は中古でも価値が高く人気です。どこで買取してもらえば良いかわからな...
着物を持っていてもなかなか着る機会がなくて、タンスの肥やしになっていませんか?自分で着付けができないからいっそ売ってしまおう、という人もいますね。そんなときお勧...
かさばる着物を売りたい、処分したいと思っても自宅の近くに着物買取専門店があることの方が珍しいですね。重いですし持っていくのも苦労するでしょう。そんなときお勧めし...
オリンピックも2020年に開催されるということで、海外からの人気が高まっている着物。しかしなかなか着付ける機会がなく、ひっそりと眠っている物もあるでしょう。こち...
現代の日本では成人式にお正月などの特別なイベントの時だけ、着物を着る人が多いですね。着付け方も難しいので一から習わないといけません。斉藤三才などのモダンな着物作...
この記事を読む人には着物を集めるのが趣味である人はいませんか?気分や流行によって好みが変化するので、使い道がなくなって着る機会も減った着物もあることでしょう。新...
現代の着物が日常的に活躍する代表的なシーンは、お稽古、パーティ、お茶会などが多いですね。その時好まれる着物と言えば訪問着や江戸小紋が一般的ですが、あまり着付け無...
一生に一度きりの成人式という大イベントでは、とびきりの着物を着せてあげたいと願うのが親心ですね。振袖は結婚前の女性が着る物とされていますので、人生で数回程度の着...
江戸小紋はフォーマルから街着まで着こなせる人気の高い着物ですが、江戸小紋五役と呼ばれる5つの種類があります。無類の着物好きでも、これぞと言う品を一つ持っておけば...
美しい着物はいくら見ていても飽きないものです。しかし洋服のように簡単にクリーニングに出せるものではありませんし、専用的な知識も必要です。また10数万円以上で購入...
匠たちの様々な技の結晶でもある着物は美術品といって差し支えないものです。ただ残念なことに、保管しておくだけで色褪せ劣化してしまうでしょう。たとう紙から取り出して...
最近は洋服のように街着として着こなせる着物が増えていますね。人気セレクトショップで仕立てられる着物ブランドもあるそうです。まだまだ若い世代にとって着物は高く、カ...
近年、着物や洋服を着る風習に少し変化が見られます。今までは年齢を重ねるにつれて、落ち着いた色合いの服や着物を選ぶ人がほとんどでしたが、逆に若い人が黒やグレーなど...
遺品整理をしていたら大量の着物が出てきて処分に困っている、という悩みはよく聞きます。着物は洋服よりも高いというイメージですし、実際その通りです。簡単に処分すると...
おしゃれが好きな人なら、着物がいかにTPOを選ばない物かお分かりでしょう。難しい色合わせでも着物であればしっくり馴染みますよね。ただ着物でも流行柄や色があるので...
金沢と東京を結ぶ北陸新幹線の開通で、金沢までおよそ二時間半で行けるようになりました。早朝から出発すれば日帰り旅行でも楽しめる距離ですね。なんとなく足が遠かったけ...
日本における着物の扱いは贅沢品とされる傾向にあります。洋服が一般的となるまで庶民の日常着でしたが、現在では着物に精通している人以外は特別な場でしか着付ける機会は...
子供の行事やお祝い事で着物を機会があれば、持っている着物の格について悩むこともあるでしょう。そんな時には詳しい人に着物の詳細を話して、その場にふさわしいか聞いて...
着物には織り方、染め方、素材、色や文様に特徴があり、人それぞれ好みがあると思います。これだ!というものを見つけた時は胸が震えて、手にとってずっと眺めていたくなる...
着物や洋服には流行り廃りが存在します。どうしても欲しくなって高いお金を出して購入しても、1年後には全く用がなくなったこともあるでしょう。時を経てまた流行の色やデ...
引越しや遺品整理で状態が良く価値がありそうな着物が出てきた経験はないでしょうか。そのまま処分するのはなんとなく気が引けますよね。着物は元値が高い高級品なので、必...
着物や帯を大切にするあまり、手放せないまま収納する場所に困っている人が多いです。特に高い金額であつらえた物であったりすると、さらに処分が難しくなりますね。着物は...
浦野理一は昭和に活躍した染織家です。経節紬を得意としていた作家で、シンプルで柔らかい雰囲気の着物を多く手掛けています。映画の衣装などに使われたり、雑誌の表紙を飾...
吉田文之は、象牙工芸を中心に活躍していた人物で、かんざしや帯留めなどの小物類をはじめ、数多くの和装小物を作り上げてきました。撥鏤と呼ばれる、象牙に染色を施しては...
久保田一竹は昭和と平成に活躍した染色家です。15世紀後半~16世紀前半に失われた染色の技術を復元させることに尽力してきました。もっとも有名なのは辻が花の復元です...
玉那覇有公(たまなは ゆうこう)は紅型染めで初めて人間国宝に認定された染め師です。沖縄県石垣島生まれで、琉球紅型を主流に制作していました。両面染めに長けており、...
芹沢銈介は型絵染という染色技法を編み出した染め師です。型絵染とは、通常、絵師・彫師・染師と別れて作業をおこなう行程を、すべて一人でこなすという技法で高い技術力が...
中島秀吉と言えば、伊勢型紙の彫刻師として活躍した第一人者です。昭和30年には人間国宝に認定され、その型紙は数多くの着物に使われてきました。伊勢型紙を使った着物は...
江里佐代子は截金師として活躍した女性伝統工芸士です。2002年には截金師として人間国宝に認定され、数多くの賞を受賞した経歴を持っています。もともと着物作家ではあ...
北村武資は伝統工芸である羅の分野と経錦の分野という二つの分野において、人間国宝に認定されている織物の第一人者です。織物の本場西陣で若くから修行に励み、中国古来の...
甲田栄佑は仙台出身の染織作家で、仙台平の分野で人間国宝に認定されています。無撚先染織という新しい技法を生み出した人物でもあり、染織物の第一線で活躍してきました。...
児玉博は、伊勢型紙の縞彫りの分野で活躍した彫刻師です。縞彫りは伊勢型紙の中でも別格と言われるほどの高い技術が必要な分野で、児玉博はその第一人者として活躍してきま...
五嶋敏太郎は、五嶋紐という組紐を確立させた人物です。元来の組紐技術ではなく、独自の組紐技巧を編み出し、見た目と使い心地にこだわって編み出されました。皇室に献上す...
南部芳松は伊勢型紙の突彫において人間国宝に認定された彫刻師です。突彫は小刀を使って模様を彫っていくため、直線だけでなく曲線や鋭角的な表現もできる手法です。そのた...
宗廣力三は大変貴重と言われる郡上紬の分野で活躍した人物です。郡上紬は、一度は絶えかけた分野でしたが、宗廣力三が再生させました。「どぼんこ染」や「初がすり」など独...
森口華弘は、友禅染の人間国宝として有名な作家です。蒔糊技法という技法を編み出し、友禅染には珍しく、淡色と濃色だけで表現した作風を好みました。昭和42年に人間国宝...
六谷紀久男は伊勢型紙の錐彫の分野で活躍した彫り師です。切彫とは錐を使って彫刻を施していく技術で、鮫小紋など細かい文様を得意としました。錐彫の分野において、第一回...
ざざんざ織は平松實が創作した絹織物の一種です。見た目はざっくりして使い始めはごわつきますが、使っていくうちにふんわり柔らかくなり、味が出てくるのが特徴です。糸を...
宮古上布は、沖縄県の宮古島で盛んに作られる伝統工芸品です。麻織物ですがごわつきがなくなめらかで、通気性に富んだ南国ならではの織物で、現在でも愛用している人が多く...
岐阜県郡上市で作成されている郡上紬は、この地方に自生する植物を使った草木染で幾度も染められ、手織りで織りなされる素朴な味わいの織物で、希少価値の高い伝統工芸品で...
首里織は首里王府の時代から首里の町で栄えた織物の一つで、王府の貴族、士族専用の格式高い織物です。染から織まですべての工程が手作業で、とても手間暇のかかる織物です...
小千谷縮は新潟県小千谷市で生産されている麻織物の一つです。苧麻(ちょま)と呼ばれる植物の繊維を紡いで作られた糸を使い、独特のシボが特徴的です。肌にべたつかず、水...
西陣織は京都で生産される先染の紋織物です。染色した糸を織り合わせて模様を作るため、いくつもの工程が必要となる手間のかかる織物です。平安時代以前からの古い歴史を持...
知花花織は、沖縄市で生産されている伝統工芸です。18世記から沖縄市を中心に広まり、祭りや晴れの日の衣装として愛されてきました。第二次世界大戦で大きな打撃を受け、...
辻が花とは模様染めの一種で、絞染を主として花鳥などを描いたものです。室町時代に発祥し、江戸時代には耐えてしまった技法ですが、久保田一竹によって再現され、現在では...
八重山上布は沖縄県石垣島で盛んに作られている織物です。宮古上布などと同様に苧麻(ちょま)を原料として作られた麻織物で、熱い南国に適した通気性が特徴的です。薩摩が...