八重山上布の買取価格と歴史や特徴について

八重山上布は沖縄県石垣島で盛んに作られている織物です。宮古上布などと同様に苧麻(ちょま)を原料として作られた麻織物で、熱い南国に適した通気性が特徴的です。

薩摩が琉球を侵略したときに、強制的に製造させられたのが流通の起源となりますが、第二次世界大戦で一時は途絶えてしまった貴重な伝統工芸です。その後は復興を遂げ、1989年には経済産業省指定伝統的工芸品に指定されました。

八重山上布の着物は希少価値が高く、中古でも高値で取引されています。売却するときは、八重山上布の特徴をよく理解し、買取相場を把握しておく必要があります。

八重山上布について

八重山上布の売却前に、買取相場や特徴などを調べておくことはとても大切です。こうした知識が査定額が適正か見極める判断材料となります。

買取価格相場

八重山上布の買取相場は3万円~5万円と言われています。上布の中では比較的安めの相場となりますが、その理由は知名度不足です。八重山上布を好んで愛用しているという人もいますが、越後上布や宮古上布の方が知名度が高いため、人気も高くなってしまいます。

ただし作品によっては八重山上布でも高額なものもあるので、高額買取を諦めてしまうのは早計です。きちんと価値のわかる業者に査定してもらって、適正な価格で売却しましょう。

オークションでは2万円~4万円程度で落札されています。買取業者とさほど変わらない価格なので、業者に任せておく方が安心して売却できます。

特徴

八重山上布の一番の特徴は、色あせしないという点です。染め物は普通、日光に当たると色あせしてしまうという難点がありますが、八重山上布は日光当たると逆に色が濃くなるという特性を持っています。

南国ならではの植物を使った天然染料を使用していることで、他にはない特徴が生まれました。麻織物なので丈夫で劣化しにくいという特徴もあり、丈夫で長持ちする着物として後世に受け継がれています。

天然染料による手染め、手織りで作られるため、全く同じ作品は一つとありません。また、制作に手間や時間がかかるため、希少価値も高くなります。中古品でも状態の良いものが多く、価値が下がりにくいという点が大きな魅力です。

まとめ

八重山上布は知名度が低く、価値が評価されにくいという難点がありますが、きちんと価値を評価してくれる業者に出会うことができれば、高額買取も夢ではありません。

もともと希少価値の高い伝統工芸品なので、専門知識に長けた買取業者に、きちんと査定してもらうことが大切です。

また、高額買取には証書があることが絶対条件です。売却前に証書の確認をして、査定の際にはきちんとセットで提出しましょう。

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