窪田織物は本場大島紬の製造販売を行っている着物ブランドです。
他の大場紬とは一味違う、窪田独特の大場紬が特徴的で、2008年には特許を取得しています。
大島紬の良さを全国に広めようと積極的に活動していて、着物以外でもキーホルダーや帽子、鞄、財布、タペストリーなど、色々な商品を作り出しています。
窪田織物の大島紬を売却したいと思ったら、まずは買取相場を調べておきましょう。査定額が適正価格かどうかを見極めるだけでなく、価格交渉にも役立ちます。
窪田織物の着物や帯について
窪田織物は大場紬の良さを生かしつつ、独自の技法を編み出し続けている着物メーカーです。
製造が難しい技法にも挑戦し、より繊細で美しい着物を作り出しています。
では窪田織物の買取相場や特徴について見ていきましょう。
買取価格相場
窪田織物の買取価格相場は、3~10万円程度です。種類や状態で価格は大きく差があるので、相場も幅広くなります。
状態の良い高級大島紬であれば10万円以上の値が付くこともあり、高額買取が期待できる着物ブランドと言えます。
オークションでは5万円~8万円で出品されています。買取相場とさほど変わらないので、あえてオークションで売却する必要もなさそうです。
高額買取してもらうためには、窪田織物や大島紬などの証紙が付いていることが大切です。劣化によって失われてしまう場合もあるので、保管には十分注意しましょう。
特徴
窪田織物の特徴は、何と言っても18マルキという難易度の高い技法です。
通常の大島紬は「13算~15.5算、5~9マルキ」というのが一般的なのですが、窪田織物では「32算18マルキ」という技法を開発。
肌触りが良く、繊細な柄を織り上げることができるようになりました。
また、窪田織物は染め方も独特です。
一般的な草木染めだけでなく、屋久杉染めや紫芋染め、さねん染め、白正藍など、様々な染め方を取り入れ、繊細な色の変化を可能にしました。
細やかなデザインの柄は類を見ないほど美しく、見る者を魅了します。
まとめ
窪田織物は本場大島紬の代表格とも言えるブランドです。他にはない精巧な作品が多く、価値が高いのが特徴的。
査定額も高額になりやすいので、売却は慎重に行わなければなりません。
着物のことに詳しい着物専門業者で査定して、きちんと適正な価格で買い取ってもらうようにしましょう。
宅配買取や出張買取を行っている業者を利用すれば、自宅で簡単に売却ができるのでおすすめです。