着物に合うバッグというと、「和装用バッグでなければいけない」と思うかもしれません。
たしかに和装用のバッグは、着物姿には文句なく合います。
でも着物を着たからといって、和装用のバッグでなければいけないことはありません。
ここでは一般のバッグを着物に合わせる際の注意点をまとめました。
着物に合わせるバッグを選ぶときの注意点
持ち手が長すぎないこと
まず着物にはショルダーバッグは向きません。
裾の振りがありますし、肩からかけると衿元が崩れやすいということもあります。
なので必ず手に持つことを考え、持ち手が長すぎないものを選ぶこと。
ただし小さなポシェット程度のもので、衿が崩れる恐れがないものならば、肩から欠けるものを選んでもかまいません。
横長の形を選ぶ
着物はタテにすっと通った姿になります。
ですのでバッグは、その姿に対するアクセントと考えたときには、「横長の形」の方がバランスが良くなります。
ある程度フォーマルなものを選ぶ
着物姿には、あまりカジュアルなものは似合いません。
たとえばバックパックなどは、帯が背中にありますから、「全く似合わない」と言っていいと思います。
その他にも、スポーティー過ぎるもの、ハード過ぎるものは、やはり着物に合わせるのは難しいです。
ある程度フォーマルな印象のものを選びましょう。
バッグで着こなしに個性を出すこともできる
和装用のバッグはサイズが小さなものが多くて、あまり物を入れられず、実用性に欠けるところがあります。
また着物を着た時にしか使えないため使う機会も少なくなり、どうしてもタンスの肥やしになってしまいがち・・・。
そこで、和装用のバッグの代わりに一般のバッグを代用してみてはいかがでしょうか?
洋服との兼用ができる一般のバッグを選ぶことで、着物の着こなしに個性を出すこともできます。