着物の着付け教室で取得できる資格の種類と期間について

着物の着付け教室で取得できる資格の種類と期間について

着物の着付け教室では、段階を踏んで決められたカリキュラムを終了すると、資格を取得することができます。

どのような資格が取得できるのか、またそのためにはどの程度の期間がかかるのかをまとめました。

着付け教室に通えば取得できる資格と必要な期間

着物の着付け教室で取得できる資格は、着付け教室によって異なります。
認定団体もいくつかあり、資格の名称もその団体によって違います。

ただし大まかにいえば、次のようなものとなります。

着物講師3級

これは着付け教室の「基本コース」にに3ヶ月程度通うと取得できる資格です。
決められたカリキュラムを修了し、着付け教室でおこなわれる実技試験・筆記試験に合格すれば交付されます。

「普段着からフォーマルまで、人に着付けができる」ことを証明するもので、この資格があればとりあえず、着付け師として仕事ができます。

着物講師2級

着付け教室の「専攻コース」に4ヶ月程度通うことで取得できます。
やはり実技試験と筆記試験とがあります。

この資格は、留袖や振袖のヒモ使い、帯結びなど、より高度な技術を習得したことを証明します。

着物講師1級

着付けコースの「研究科」などに半年〜1年程度通うことで習得できる資格で、筆記試験・実技試験があります。
生徒に着付けを教えるために必要な技術や教室運営の方法を習得しますので、この資格があれば、着付け教室を開設できます。

着付け教室によってはさらに「師範級」などの資格があり、師範の看板で教室開設ができるようにするところもあります。
そのためには、さらに半年程度の期間が必要です。

国家資格も誕生

2010年に、着付け師の国家資格も誕生しました。
職業能力開発促進法にもとづいて厚生労働大臣が指定する試験期間(社団法人全日本着付け技能センター)が実施する筆記試験・実技試験に合格すると取得できます。

1級と2級があり、1級は厚生労働大臣名、2級は技能センター理事長名で合格証書が交付されます。

ただし試験を受けるためには、1級は5年以上、2級は2年以上の実務経験が必要です。
着付け教室に通うだけでなく、実際に着付け師として仕事をしなければなりません。

着付けの資格を持つメリットは?

着付け師として仕事ができる

着付け教室に通って資格を習得すれば、着付け師として仕事ができます。
着付けは成人式や結婚式などの晴れの日はもちろんのこと、日常の外出着や訪問着など、幅広いニーズがあります。

仕事をする形態は、個人としてする場合なら、自宅や出張しての着付け。
また結婚式場や呉服店、美容院などで勤務ということもあります。

最近では着物雑誌などのモデルの着付けをおこなう「和装スタイリスト」という職業も登場しました。

着付け教室が運営できる

着付け教室を開設できる資格を取れば、着付け教室を運営できます。
生徒を募集し、スタッフを雇うなど、ビジネスとしての展開もできます。

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