着物を着る際の懐紙の入れ方と使い方について

着物を着る際の懐紙の入れ方と使い方について

お茶会で使われるのが懐紙(かいし)です。

お茶会以外でも懐紙を携帯しておくと、食事などで上品な印象を与えますし、様々なことに使えて便利です。

懐紙の使い方をシーン別に分けて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

懐紙とは?

懐紙はおもにお茶会で用いられる、小ぶりの2つ折りの和紙です。
お茶会では、懐紙は懐に見えるようにはさみ、まず出された和菓子を食べる際、皿がわりに用います。
また箸や手を拭うのにも使われますし、食べきれない菓子を包むのにも使われます。

着物を着たからといって、懐紙を持ち歩かなければならないわけではありません。
ただハンカチなどではなく懐紙を持ち歩くことで、食事の際に上品な印象を与えます。

また懐紙は、食事のとき以外にもさまざまな用途で便利に使うことができます。
着物でなくても、懐紙を持ち歩くのはおすすめです。

懐紙の入れ方

懐紙はお茶会では懐に見えるようにはさみますが、通常は懐紙を見えるようにはさむのはおかしいです。
お茶会でも懐紙をはさむのは茶席に入るときだけで、行き帰りの道中ではかばんにしまいます。

懐には、数枚の懐紙を入れておきましょう。
ただしそれだと足りなくなることがありますから、懐紙入れに入れておき、懐紙入れはかばんに入れておくようにします。

懐紙の使い方

食事の際の使い方

料理を食べる際の受け皿に

懐紙はまず、食事の際の受け皿として使うのが第一の用途です。

食事の際に手を受け皿のようにして食べる人がありますね?
しかし手を皿のようにするのは、下品とされていてNGです。
かならず小皿か、または懐紙を受け皿として使いましょう。

口先などの汚れを拭う

懐紙はまた、汚れを拭うのにも用います。
おしぼりは手を拭うことが目的なので、口先や箸先、グラスなどそれ以外の汚れを拭くときは懐紙を使うようにします。

焼き魚の骨を外すとき使う

焼き魚の骨を外すとき、頭を手で抑えると、手も汚れますし見た目にもよくありません。
懐紙を添え、その上から手で抑えるようにすると美しい所作になります。
また皿に残った魚の骨は、懐紙をかけて隠しておけば見苦しくありません。

小骨などを口から出すときに使う

魚の小骨や果物の種などを口から出す際、懐紙で口元を隠します。
また出した小骨や種も懐紙に包みます。

その他のシーンでの使い方

ハンカチがわりに

懐紙は吸水性がありますので、ハンカチがわりに使えます。
手を拭いたり、汗を拭いたりもできます。

ティッシュペーパーがわりに

懐紙はティッシュペーパーがわりに鼻をかんだり、化粧を直したりもできます。
ただ懐紙はやや硬いので、よく揉んでやわらかくして使います。

あぶらとり紙として

懐紙はあぶらとり紙として使うのに最適です。

メモ用紙として

懐紙はティッシュペーパーとは異なり、ある程度の硬さがあります。
携帯すると、メモ用紙としても使えるので便利です。

メッセージカードとして

外出中に急に電話番号などを渡す際、懐紙を使うこともできます。
メモ帳などを破って渡すよりスマートです。

ポチ袋の代わりとして

心付けを渡すなどの際、懐紙を使います。
上下と左右を折れば、即席のポチ袋が完成です。

家で懐紙を活用する

ケーキやお菓子の敷き紙に

紙ナプキンなどを使うよりも上品に見えます。
お菓子などなら懐紙をそのままお皿にしてもOKです。

箸袋やコースターに

好きな形に折れるので楽しいです。

天ぷらの敷き紙に

油をよく吸いますので、お皿も汚れません。

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