自分で着物や浴衣のお直しをする方法

自分で着物や浴衣のお直しをする方法

着物や浴衣のお直しは、専門の和裁士さんに頼むのがいちばんです。

高価な着物をお直しする場合にはやはりそれがおすすめですが、浴衣や古着の着物など、お裁縫に関心がある人なら、自分でお直しするのもまた楽しいものです。
ここでは袷の着物の裄の出し方についてまとめました。

まずは自分のサイズを知ろう

着物をお直しするためには、まずは自分のサイズを知ることが必要です。
サイズはわざわざ呉服屋へ行かなくても、次の2つの方法で知ることができます。

あつらえた着物のサイズを測る

これまであつらえた着物があり、それが心地よく着られるならば、その着物のサイズを測っておきましょう。

着物のサイズは、

  • 裄 …肩幅+袖幅
  • 身丈 …肩から裾までの長さ
  • 後ろ幅
  • 前幅
  • おくみ幅
によって決まります。

着物を平らなところに置いて、それぞれの長さを測ります。

袷の着物の裄出しの方法

今回は、袖付けのみを残して袖をほどき、身頃から2cmを出します。
それでは足りない場合には、身八つ口までほどき、さらに身頃から出します。

STEP1 下準備

まず袖付けの位置5mmだけ残して袖をほどきます。
身頃側の、元の折り目のところに表地・裏地とも切りしつけをし、目印とします。
表地にアイロンをかけ、元の折り目を消します。

STEP2 表地の裄を出す

肩山で2cm引き出して、そのままおなじ幅で下まで引き出していって、マチ針を刺します。
上から下までおなじ幅で出さないと、肩山だけが飛び出してしまうので注意します。
マチ針で留めたところをざっくり縫って、マチ針を外します。

STEP3 表地の身頃と袖を合わせて縫う

袖を自分の側にして袖と身頃を持ち、中表で袖と身頃の肩山線を合わせます。
袖側の折り線は、身頃側の新しい折り線より4mmだけ下にずらします。

肩山から袖付け位置に向かい、ずらした4mmが徐々に0に幅を減らしながら、袖の縫い代をひらいてマチ針で固定します。
4mmずらした身頃と袖付け位置のあいだを、波縫いします。
(このとき袖付け位置から2cmまでと肩山周辺については半返し縫いします)

STEP4 裏地の裄を出す

表地と同様に、裏地の裄を出します。

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