都喜ヱ門の着物や帯の買取価格相場と特徴

都喜ヱ門は70年余りも大島紬を作り続けてきた人物です。

1973年には都喜ヱ門ブランドを立ち上げ、本場大島紬の発展に尽力してきました。

都喜ヱ門ブランドは、日本国内だけでなく海外でも高い評価を得ている人気ブランド。

数々の有識者に愛され、現代でも根強いファンが多く残っています。

ここでは都喜ヱ門ブランドの買取相場や特徴についてまとめました。

都喜ヱ門の着物や帯について

都喜ヱ門の着物は、本場大島紬の技法をベースに、新しいデザインや技法も積極的に取り入れられています。

「紬一つをわが命とぞする」という信念の元、時代に合った美しい着物をたくさん産みだしました。

都喜ヱ門の着物を売却する場合は、まず買取相場や特徴について知っておく必要があります。

買取価格相場

都喜ヱ門の買取相場は3万円前後と言われています。

特にマルキが高い作品は高値が付きやすく、7万円で買取された実績もあるようです。

オークションでは、平均で3~5万円程度で落札されています。

中には18万円という高額で落札された作品もありますが、レアケースなので毎回高額になるとは限りません。

特徴

都喜ヱ門の特徴は、伝統的な大島紬の技法を取り入れながらも、新しい技法やデザインを組み合わせ、時代のニーズに合わせた作品を作り出しているところです。

国内はもちろん、海外でも高い評価を受け、1994年には「百寿」という作品が英国立ヴィクトリア博物館に収蔵されました。

大島紬の工程は30~40もあり、制作には長い年月を要します。

都喜ヱ門は全ての工程にこだわり、繊細で美しく、着心地の良い大島紬を開発してきました。

着物のニーズが減りつつある現代でも、都喜ヱ門の大島紬は多くの人に愛され続けています。

まとめ

都喜ヱ門の着物を売却する際は、必ず着物の専門業者を探すことが大切です。

大島紬は生産数が多いため、有名ブランドでないと価値が付きにくいという特徴があります。

都喜ヱ門は大島紬の第一人者なので、とても価値が高いのですが、知識のない業者に任せてしまうと、価値が理解されない場合もあります。

せっかく希少価値の高い作品でも、安価で買い取られてしまう恐れがあるので、必ず経験豊富な専門業者に任せましょう。