北川は、1955年に創業した本格京友禅の着物メーカーです。
様々な着物専門紙に取り上げられ、染の北川として名をはせていましたが、2017年に倒産し、すべての業務を停止させました。
そのため、現在では染の北川ブランドは新しい作品が作られることがなく、現存している着物は希少価値が高くなっています。
染の北川を売却するためには、まずは染の北川の作品についての知識を身に付けることから始めましょう。
ここでは買取相場や作品の特徴についてまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。
染の北川の着物や帯について
染の北川は、着物好きなら誰もが憧れる着物ブランドです。
京友禅の伝統的な技法を受け継ぎ、色鮮やかで美しい作品をたくさん作り出しました。
倒産した現在でも、その作品は高額で取引されていて、高額買取が期待できます。
買取価格相場
染の北川の買取相場は、2~5万円程度です。作品や保存状態によっても違ってきますが、相場はこんな感じです。
特に浜ちりめんとのコラボ作品や、丹後ちりめんとのコラボ作品など、他の伝統工芸とのコラボ作品はかなり値が高くなります。
オークションでは、3~5万円程度で落札されています。
中には13万円以上で落札されたものもあり、買取業者よりも高額で売却できる可能性もあります。
ただし、オークションは個人で取引しなければならず、トラブルも多いので、あまりお勧めはできません。
特徴
染の北川は、その名の通り染の技術に長けたブランドです。
京友禅の技法を受け継いで作られる着物は、豪華絢爛で美しく、女性を上質に彩ることができます。
色彩豊かできらびやか、見ているだけでワクワクしてくる作品ばかりです。
冠婚葬祭や成人式などのフォーマルなシーンでも活躍するデザインで、年齢を問わず幅広く愛されています。
まとめ
染の北川を売却する際は、着物の買取実績が豊富な業者を探すことが大切です。
着物の価値を見極めるためには、知識と経験が必要不可欠。
特に京友禅のような繊細な作品は、しっかりとした査定眼を持っていないと難しい部分があります。
少しでも高額査定をしてもらうためにも、着物に詳しい専門業者を利用するようにしましょう。