紋屋井関は、日本最古の400年以上続く機屋さんです。
御寮織と呼ばれる帯は、天皇家、公家、将軍たちの装束を代々作り上げてきた証拠です。
西陣織の始祖ともいわれており、紋織物の発展に大きく貢献してきました。
格式の高いブランドとしても有名で、着物好きの間でも広く好まれています。
ここでは紋屋井関の買取相場や特徴について見ていきましょう。
売却する際は、予備知識として買取相場を知っておくことが大切です。
紋屋井関の着物や帯について
紋屋井関の御寮織は宮絹と呼ばれる最高級の糸を使用した西陣織が特徴的で、とても価値の高い作品がたくさんあります。
売却の前に買取相場や作品の特徴を見ておきましょう。
買取価格相場
紋屋井関の買取相場は、5万円前後と言われています。
紋屋井関の帯と言っても、色々な種類があるので、一概にこの金額とは言い切れませんが、およその相場は5万円前後です。
オークションでは買取相場と同じくらいの5万円前後で落札されています。
中には6~7万円と高額で落札されているものもありますが、多くはありません。
逆に2~3万円で落札されているものもあり、必ずしも高く売却できるという保証はありません。
適正価格で売却するためには、やはり買取業者に任せるのが一番です。
特徴
紋屋井関の帯は、御寮織の名にふさわしく、上質で高級な作品ばかりです。
デザインはフォーマルなシーンにふさわしい、重みのある豪華な柄が多く、金糸を巧みに使って美しさを表現しています。
素材にもこだわりぬき、極細の生糸で作られていて、軽くて着心地の良い仕上がりとなっています。
長時間着なければならないシーンでも苦しさを感じることなく、快適に過ごすことができるというのも大きな魅力です。
また帯以外にも着物も取り扱っています。
御寮織の着物はとても珍しく貴重で、価値が高く高額で取引されています。
まとめ
紋屋井関の着物や帯を売却するときは、着物の専門業者に任せるのが一番です。
着物の買取に力を入れていない業者では、正しい価値がわからず、ブランドに関係なく買取されてしまう場合があります。
またオークションなどは、高額出品では入札が入りにくく、安値で出品すると思うように値が上がらないなどのトラブルも起こり得ます。
適正価格で安心に売却するためには、着物の取引が豊富な専門業者に任せるようにしましょう。
宅配買取や出張買取など、便利なサービスをうまく利用すれば、簡単に売却することができます。