和服を収納する時に使う「たとう紙」のサイズとしまい方について

和服をタンスに収納する際には、たとう紙に包みます。
たとう紙は防湿効果があり、着物が湿気を帯びてしまうのを防ぎます。

このたとう紙のサイズとしまい方についてまとめました。

たとう紙のサイズについて

たとう紙のサイズは、次の5種類です。
用途やしまい方に合わせて適当なものを選びましょう。

87cm …着物用・特大

背の高い女性、または男性用。

83cm …着物用、二つ折り

身長165cmくらいまでの、平均的な女性用。

64cm …羽織用、三つ折

羽織や、着物を三つ折にしてしまうサイズ。

55cm …羽織用・小、三つ折・小

帯も兼用で使うことができます。

48cm …帯用、四つ折り

帯をしまう際の小さめのサイズ。

たとう紙のしまい方について

ポイント1 厚紙や薄紙ははずして使う

着物を買うと、たとう紙に包まれて届けられます。
このたとう紙に、厚紙や薄紙がついていることがありますが、必ずはずして使うようにしましょう。

厚紙や薄紙は、虫食いの原因になります。
着物はたとう紙だけにつつんで、タンスにしまいます。

ポイント2 防虫剤はたとう紙の上にのせる

防虫剤は、着物に直接触れると着物を傷めることがあります。
たとう紙で着物を包んだその上の、四隅に置くようにしましょう。

ポイント3 たとう紙に写真を貼ると便利

着物がたとう紙に包まれていると、中にある着物を確認するために、いちいちたとう紙を開かなくてはなりません。
たとう紙に着物の写真を貼っておくと、中の着物がひと目でわかって便利です。

ポイント4 理想は保管専用のたとう紙を購入すること!

着物を購入すると、「おあつらえ」などと書き、紐がついたたとう紙に包まれて届けられます。
ただしこれは、正確には納品用のものであり、保管用ではありません。

昔は着物を購入する際に包まれるたとう紙も、手漉きの和紙で上等なものでした。
でも現在ではほとんどが、手漉きではなく、さらにアクリル樹脂が混ぜられているために、絹と化学反応を起こして着物を劣化させることがあります。

ですから保管用の手漉きの和紙で作られたたとう紙を別に購入し、着物を包むのが理想です。

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