留袖や襦袢などの着物のたたみ方

着物には、4種類のたたみ方があります。

本だたみ

長着や羽織りなどの正しいたたみ方。
女物、男物、単衣、袷などはすべて、このたたみ方をするようにします。

袖だたみ

一時的にたたむ場合には、この方法でたたみます。

夜着だたみ

二枚重ねの長着、絵羽模様の着物、子供の着物、夜着、丹前などなどは、このたたみ方をします。

また留袖や男物の紋付き、刺繍がある訪問着などなどは、たたむ時に紋や模様を傷める可能性がありますので、このたたみ方でたたみます。

襦袢だたみ

襦袢やコートなどは、このたたみ方でします。

着物を長く着ようと思ったら、正しいたたみ方で保存するのが大切です。
やり方をよく覚え、間違いがないようにしましょう。

着物をたたむ場合のポイント

着物は、明るい場所でたたみましょう。
また汚れがつかないよう、広げる場所はきちんと掃除し、さらにたとう紙などを敷いた上でたたみます。

たたむ時には、着物は左手側に衿肩、右手側に裾が来るように置きましょう。
紋様がある場合には、薄紙を当てるのがおすすめです。

着物をたたむポイントは、衿をきちんとたたむことです。

衿肩をきちんと折り、衿丈を伸ばして整え、広衿は、衿肩周りを内側に折り、両肩の角を三角に形よく収めます。

着物のたたみ方

本だたみ

衿肩あきを左手側にして平らに色げ、下前見頃の脇縫いを折ります。
その上で、おくみを衿肩あきから裾のところまで、斜めに折り返します。

衿の肩山から、斜めに中に折り込み、衿を合わせます。
上前脇縫いを下前の脇に重ね、背縫いをていねいに折ります。

左袖は、袖付線より少し見頃に入ったあたりのところで折り、見頃の側へ返します。

男性用の長着などで、裄丈が長いことがあると思います。
その場合には、裄丈から五分〜一寸ほど袖側に入ったあたりで袖を折るようにするのがいいでしょう。

ここで右袖を、見頃の下へ折り込みます。

最後に見頃を、衿下からたとう紙のサイズにより、2つ、または3つに折ります。
この際、ものさしを入れて折ると、きれいに折れると思います。

袖だたみ

左右の外袖を合わせ、袖山も合わせます。
さらに左右の後ろ身頃を合わせて、脇にを重ねます。

重ねた袖を、見頃にむかって折り重ね、肩山と袖山が重なるように整えた上で、見頃を2つに折ります。
さらに見頃を2つに折れば、袖だたみは終わりです。

夜着だたみ

着物を広げ、まず下前、次に上前の順に、両脇をきちんと折ります。
模様や紋がある場合には、和紙か、または糊付けしていない白い布を当てます。

三つ衿を内側に向けて折り、衿肩あきで三角に揃えて、衿先まで平らにします。
左袖を上になるようにしながら、両袖を前身頃の上に向けて折ります。

さらに見頃を2つに返します。
折り目が強くつかないよう、和紙を軽く巻いたものや、真綿などを置きましょう。

さらに丈を2つに折ります。

襦袢だたみ

衿肩を左手側にして平らに広げ、前身頃を左右どちらも折り重ねます。

下前見頃の脇縫いを、衿に少しかかるくらいまで折り、袖をもう一回外側へ向け、袖が見頃からでないように折ります。

上見頃も同じように折ります。
また左袖も、右袖に重ねるように折り返します。

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